カナダ以来、久々の体験談記事ですが、舞台はフィリピンのバギオです。フィリピンの避暑地として知られるバギオでは、MONOLという語学学校に滞在しています。
MONOLは、バギオの中心地から車で15分程度離れたTacay roadに位置する小規模語学学校です。以前はかなり日本人が多かったらしいですが、コロナ以降は日本人率が一気に下がり、私の入学したタイミングでは3人しかいませんでした。
今回は、学校にも協力してもらい、「MONOL」についての体験談を以下でシェアしていきます。
バギオ・MONOLを選んだ理由

まずフィリピンのバギオという地域は、気温が20°前後と過ごしやすいのが特徴であり、暑い地域が苦手な私にとって、セブ留学よりも魅了的でした。また、タクシーなどでも滅多に詐欺に遭うことがないほど治安が良いのも一つの理由です。
また、MONOLを選んだ一番の理由は、日本人が少ないからです。バギオは留学都市としてはマイナーなため、学校数が少ない分、人気の学校に日本人が流れやすく、大抵の学校で日本人割合は、30〜40%近くにもなってしまいます。しかし、MONOLはマイナーな学校ではありますが、日本人がほとんどおらず英語環境を作りやすいです。実際に入学当初MONOLには、自分含めて3人しか日本人はいませんでした。
また、MONOLは授業料が他の学校と比較して安かったもの大きな理由です。生徒は、9コマの授業が受講できますが、一コマあたりの料金は他の学校と比べてもリーズナブルでした。
バギオ留学MONOLの特徴

MONOL(Models of Nonpareil and Outstanding Learning)は、フィリピンのバギオに校舎を構える韓国資本の小規模語学学校です。
特徴 | 詳細 |
---|---|
正式名称 | MONOL(Models of Nonpareil and Outstanding Learning) |
設立年 | 2003年 |
所在地 | フィリピン・バギオ市 |
資本国 | 韓国資本 |
プログラム | 一般英語(ESL)、IELTSコース、LEAPプログラム、フィットネスプログラム |
施設 | 14階建て自社ビル、ジム、卓球台、ゴルフ練習場、サウナ、カフェテリア、ラウンジ、自習室、屋上テラス、ランドリー、24時間受付 |
日本人数 | 3人 |
日本人スタッフ | 日本人スタッフが1人駐在 |




MONOL到着当日〜翌日の流れ

まずは、フィリピン・バギオ留学当日の流れを見ていきましょう。
当日(マニラ→バギオへ)


MONOLのあるバギオへは、マニラ空港から団体バスでピックアップしてもらい、約4時間かけていきました。ちなみにバギオの主要な語学学校は、BESAというバギオ英語学校協会に加盟しており、この団体バスもBESAが提供しています。
そのため、この団体バスに乗車する留学生は、同じ学校とは限らず、バギオ市内BESA加盟のどこかの学校ということになります。
結局、MONOLの校舎に到着したのは、夜中の1時でした。受付は24時間やっているため、部屋の鍵と簡単な説明だけしてもらい、その日は就寝しました。
MONOL(学校)初日


翌日はクラス分けのためのプレイスメントテストからスタートです。このテストでは、約1時間半かけて、グラマー、ライティング、リスニング、スピーキング)のテストが行われました。疲れが取れず寝不足のまま受けたので、かなりしんどかったのを覚えています。
テスト後、国別に分かれてスクールツアーと学校ルールの確認などのオリエンテーションが行われました。その時に学校施設(ランドリー、ジム、カフェテリア、教室など)の説明を受けられます。
その後、バギオ中心にある「SMモール」という大きなショッピングモールにバッチメイト達と行き、生活用品の購入やフィリピンペソへの換金を行いました。



私が経験した到着当日から翌日までの全体的な流れをざっと説明しましたが、1日目以降は授業が始まります。徐々に友達ができてきたり、学校での過ごし方に慣れていくと思います。
MONOLでのスケジュール
では、私のMONOLでの1日の流れを見ていきましょう。ちなみにプログラムや英語力などによって、スケジュールは変わってくるため、参考程度に見てみてください。
6時半〜7時位に起床します。朝の支度は早い方なので、15分くらいでパッと準備します。
7時〜8時までに学校に併設のカフェテリアで朝食。3つくらいのメニューから選択できます。
8時から授業開始。グループレッスン2コマと個人レッスン2コマの計4コマを受講。
11時35分からは昼食タイム。基本的には、近くのレストランでパッと食べてコーヒー片手に屋上で談笑。
午後のレッスンは私の場合は、個人レッスンが3コマのみで終了。
17時までは基本的に仕事の時間です。本来はグループレッスンが2コマありますが、私は不参加。
17時〜は授業がみんな終わり、騒がしくなります。友達と話したり、部屋で休憩している人が多いです。
18時くらいからはディナータイムです。先生や友達と一緒に食べることが多いです。
屋上にジムが併設しているので、18時〜20時位の間で運動します。結構生徒が集まるので、良い交流の場です。
20:30からは地下にあるラウンジで仕事もしくは英語学習をします。
そして11:30に就寝。
MONOLの英語クラス


MONOLのプログラムはESL、LEAP、IELTSの3つに分かれており、私は1番ポピュラーなESLコースを選択しました。
MONOL 時間割(ESLコース)
私のESLコースの時間割は以下の表にまとめてあります。※赤字がグループレッスン
時間 | 科目 | 教室 | フロア |
---|---|---|---|
8:00-8:45 | DISC GROUP | G103 | B5 |
8:55-9:40 | WRI GROUP | G103 | B5 |
9:50-10:35 | READ | M109 | B5 |
10:45-11:30 | LISTEN A | M323 | B7 |
11:40-12:25 | LUNCH BREAK | – | – |
12:35-1:20 | SPEAK | G307 | B7 |
1:30-2:15 | SPEAK | G308 | B7 |
2:25-3:10 | LISTEN B | G103 | B7 |
3:20-4:05 | GRAMMAR GROUP | G103 | B7 |
4:15-5:00 | PRO GROUP | B6 LIBRARY | B6 |
グループレッスンについて


MONOLでのグループクラスは任意参加になっており、受けたい授業だけ受講しても問題ありません。私の場合、合計で最大で9コマ受講可能ですが、リモートワークや自習のための時間も必要だったため、平均で6コマ受講しています。
周りの生徒は、最大9コマ受けている生徒もいれば、自分より少ない生徒もいて、平均で7〜8コマくらい出席しているかなという印象です。
グループレッスンの人数は、基本的には10人以下です。というのも最初からグループレッスンには参加していない生徒もいるので、最大人数は把握していません。私のクラスでは、4人〜10人くらいですが、先生の人気や時間帯によっても授業参加人数は変わってきます。
マンツーマンレッスンについて


グループクラス以外は全て1対1の「マンツーマン形式」で授業が行われます。私の場合、5つのレッスンがマンツーマンで行われ、リーディング、リスニング、スピーキングの授業を受けていますが、先生と相談してスピーキングとライティング重視にしてもらっています。
マンツーマンレッスンでは、仮に先生を変えてほしい場合は、オフィスにいるマネージャーに相談して変更してもらえます。



マンツーマンを受けてみて、グループレッスンよりも自由度が高く、なんでも質問できるのが良い点だと思いました。
MONOLでの食事方法
MONOLでの食事方法は、①カフェテリア②自炊③近くのレストランやデリバリーなどで購入といった3つの選択肢があります。
フィリピン留学といえば、一般的に留学費用に食事代金が含まれていますが、MONOLでは留学前に食事代金の請求はされず、その都度自分で選択して食事を行います。
このスタイルが合うかどうかは人それぞれですが、食事代金を事前に払っている場合、外食する度に損になるため、コスパ的にかなり良いです。
ちなみに私が入学したときは朝食無料制度があり、カフェテリアでの食事無料券7枚?くらいが貰えたので、食事費用は1ヶ月で6000ペソ(約15,000円)程度しかかかりませんでした。
①MONOL併設カフェテリア:Aqua Garden


MONOLには、学生と一般人が使用可能な「Aqua Garden」というカフェテリアがB4階に併設してあります。MONOLの生徒は2025年1月現在、朝食が無料で提供され、学生IDにクレジットして購入すれば、15%オフが受けられます。
正直なところ現地の物価に慣れてくると、少し高く感じるため、徐々に学生は他のローカルのレストランで食事を済ませるようになるらしいです。とはいえ、200ペソ(520円)程度で満足できるため、日本人からしたらかなり安く感じるとは思います。
②自炊・キッチン


MONOLでは、自炊をすることも可能です。学生部屋の各フロアには、キッチンがあり自分で食材を買って来れば自由に調理ができます。
MONOLにはさまざまな国の生徒がくるため、生徒全員の好みに合わせて料理を提供するのは現実的ではないということから自炊という選択肢も加えられたそうです。
③近場のレストランやデリバリー


MONOLはダウンタウンから離れているため、学校周辺は栄えていませんが、校舎の目の前に低価格のローカルレストランがあり、多くの生徒や先生はそこで食事を済ませています。
また、「Grab」というフィリピンで人気のデリバリー配達で食事を学校まで届けてもらうことも可能なので、シチュエーションに合わせて食事方法は選択しています。
MONOLの学生寮部屋


では、次に気になる「学生寮」について見ていきましょう。
MONOLの学生寮は「シングルルーム」「セミシングルルーム」「3人部屋」に分かれていますが、私の部屋はセミシングルルームです。
セミシングルルームとは、部屋自体は1人で使用するが、バス・トイレは2人で共有するタイプの部屋のことを指します。
セミシングルタイプの部屋について、清潔で特に不快に感じる点はありません。部屋にはグローゼットと机、椅子、皿、カトラリー、レンジ、ケトルなどが備えられているため、生活する上で不便はないです。
トイレも清潔で、トイレットペーパーも流すことが可能です。一点気になる点は、シャワーの水圧の弱さです。
フィリピン特にバギオ自体が水圧が弱いと思うので、そこは受け入れるしかなさそうですね。
部屋の清掃は、ルームクリーニングサービスを依頼することができるので、空いている時間に予約するとハウスキーパーの方が綺麗にしてくれます。
MONOLの学校施設一覧
MONOLの学校施設を一通り利用してみたので、シェアしていきます。
14階建て自社ビル、ジム、卓球台、ゴルフ練習場、サウナ、カフェテリア、ラウンジ、自習室、屋上テラス、ランドリー、24時間受付
トレーニングジム


MONOLの屋上には、設備が整ったジムがあり、夜の10時まで学生は自由使えます。MONOLの学生だけでなく、先生や学校スタッフも授業の後に運動や筋トレをしているので、放課後の良いコミュニケーションの場になっています。
平日はインストラクターの方が駐在しており、ボクシングやムエタイ、ピラティスなどのレッスンを無料で授業可能です。



私もよくボクシングのトレーニングを受けています。
卓球台


ジムのある屋上には気軽に楽しめる卓球台も設置されており、授業の合間や授業の後に学生たちが自由に出入りしています。
サウナ


サウナもまたジムや卓球台と同じ屋上に設置されています。現在は工事も完了しており、受付に申請すれば利用できるみたいです。実際に、誰かが利用していることをいまだに目撃しておらず、私自身も利用したことはありません。
カフェテリア




上記で紹介したMONOLのカフェテリアAqua Gardenは、地下4階にあります。学校関係者だけでなく、一般の方にも開放しているので、休日は多くの地元民や観光客も訪れます。
メニューは上記の方にも色々あるので、学校に来たら試してみてください。
ラウンジ


ラウンジは地下6階にあるエリアで、授業の合間などに学生や先生がよく休憩をしています。個人的には、夜に仕事や勉強の場として利用することが多く、他国の勉強仲間も作れました。
屋上テラス


MONOLの屋上テラスでは、バギオの景色を眺めながらリフレッシュできます。放課後やランチタイムに生徒や先生がリラックスしています。天気の良い日は特におすすめです。
ランドリー


洗濯物は、B8にあるランドリーサービスに持っていくと、ランドリースタッフの方が当日もしくは翌日までに洗濯しておいてくれます。
バギオ留学に申し込む方法


バギオ留学をするためには、バギオのBESA(英語学校協会)という団体と提携している留学エージェントから申し込む必要があります。
個人で学校に直接申し込むことも可能ですが、基本的にサポート手数料がかからないので、留学エージェントを通して代理で申請してもらう方が圧倒的に得です。
バギオ留学であれば、2カ国留学を運営しているスカイカナダから申し込みが可能です。スカイカナダは、フィリピン留学とカナダ留学をサポートする留学エージェントでBESA(英語学校協会)にも加入しています。
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