僕は、以前バギオのMONOLという語学学校に行きましたが、留学期間にはものすごく悩みました。結局は、6週間の留学に決めましたが、正直、人によってベストな留学期間は違います。

え、、、じゃあ、留学期間ってどうやって決めれば良いの?



バギオ留学の留学期間の決め方ってあまり情報がないので気になる。



バギオの語学学校でスタッフをしている僕が、ベストな期間の決め方をお伝えします!
バギオ留学を失敗したくない!ベストな留学期間が知りたい!という方は最後までご覧ください。
この記事を書いた人
トミー(Tommy)
海外在住(バギオ)学校スタッフ&WEBライター&ブロガー。ブログ最高月10万円。元カナダのバンクーバー民。カナダの留学エージェントで100記事以上執筆。海外生活役立ち情報。Co-op留学、ワーホリ経験。前職はクレジットカード会社営業。「海外で気楽に暮らす」をモットーにサイト運営中。
バギオ留学の最適な留学期間とは?
バギオ留学の最適な期間は人それぞれですが、まずこれだけは押さえておきましょう。
バギオ留学をするなら、最短4週間〜最長6ヶ月!!



それってなぜですか?



理由は以下の通りです!



なるほど。確かに言われてみると納得ですね!!!
バギオ留学の平均期間
ベストな留学期間が人によるって言われても、だいたい他の留学生がどれくらい滞在しているのか、知りたいですよね?



はい、早く教えてください!



・・・はい。今年度の学校の日本人生徒の平均値を出してみた所、3ヶ月が平均値でした。



3ヶ月なんですね。うーん確かにちょうど良さそうかも!



だからと言って3ヶ月間と安易に決めてしまうのは良くないですよ!



では、どうやって決めればいいのでしょうか?



まずは期間ごとの費用面を参考にしてみましょう!
費用から考えるバギオ留学期間
では、バギオ留学の費用面からバギオ留学期間を検討していきましょう。
学校によっても費用が異なるため、今回は僕が実際にバギオ留学をした学校の料金を参考に考えてみます。
<条件>
・セミシングル(1人部屋/バストイレ共用)
・一般英語コース(マンツーマン5コマ+グループクラス4コマ)



1ヶ月(4週間)の授業料:800ドル、セミシングル:550ドルで計算。(1ドル=150円換算)
費用項目 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 4ヶ月 | 5ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|---|
授業料 | 12万円 | 24万円 | 36万円 | 48万円 | 60万円 | 72万円 |
寮費 | 8万円 | 16万円 | 24万円 | 33万円 | 41万円 | 49万円 |
入学金 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 |
往復航空券 | 3万円 | 3万円 | 3万円 | 3万円 | 3万円 | 3万円 |
空港送迎 | 0.78万円 | 0.78万円 | 0.78万円 | 0.78万円 | 0.78万円 | 0.78万円 |
交通費 | 0.4万円 | 0.8万円 | 1.2万円 | 1.6万円 | 2.0万円 | 2.4万円 |
食事・娯楽費 | 3万円 | 6万円 | 9万円 | 12万円 | 15万円 | 18万円 |
通信費 | 0.2万円 | 0.4万円 | 0.6万円 | 0.8万円 | 1.0万円 | 1.2万円 |
現地支払い費用(SSP+ビザ+ACR) | 2.8万円 | 4.4万円 | 5.5万円 | 6.0万円 | 6.6万円 | 6.9万円 |
総費用(目安) | 30.7万円 | 55.9万円 | 80.6万円 | 105.7万円 | 130.9万円 | 155.8万円 |



実際に留学費用を考えるときは、授業料+寮費だけで考えるのではなく、総額で計算するとわかりやすいですね。



僕の予算は100万円だからやっぱり3ヶ月くらいがちょうどいいかも。



学校や個人によっても異なるので、あくまで参考程度にして下さい


バギオ留学は3ヶ月が最も効果が出やすい



でもなんでバギオ留学は、3ヶ月が最も人気の期間なの?



なぜなら英語初心者から中級者になるために必要な時間が3ヶ月間だからです。以下の表をご覧ください。
CEFRレベル | ガイド付き学習時間(目安) | IELTSスコアの目安 |
---|---|---|
C2 | 約 1,000~1,200 時間(C1からの累計) | 8.5–9.0 |
C1 | 約 700~800 時間(B2からの累計) | 7.0–8.0 |
B2 | 約 500~600 時間(B1からの累計) | 5.5–6.5 |
B1 | 約 350~400 時間(A2からの累計) | 4.0–5.0 |
A2 | 約 180~200 時間(A1からの累計) | 3.0–4.0 |
A1 | 約 90~100 時間 | 2.0–3.0 |
CEFRとは、ヨーロッパで開発された英語力の国際的なレベル指標です。英語学習者のレベルをA1(初級)〜C2(最上級)まで6段階で示し、IELTSやTOEFLなどの試験スコアともおおよそ対応しています。
注目してほしいのがIELTS5.5–6.5に対応している「B2レベル」です。このレベルになると海外カレッジ、大学の入学基準にもなっており、英語中級者の域に突入します。



このB2レベルに達するためにバギオ留学では、3ヶ月(500〜600時間)という留学期間が必要なのです。
1日9コマ(10時間) × 週5日 × 12週間(約3ヶ月)
= 合計600時間



なるほど!そう考えると3ヶ月という数字には納得がいきます!
バギオ留学期間別|英語力の変化



じゃあ、そろそろバギオ留学の期間を決めたいです。



最後に留学期間ごとの英語力の変化の観点からもみていきましょう。
1ヶ月の留学でできること


1ヶ月(約4週間)の留学は、できることが限られますが、英語への苦手意識を払拭したり、英語学習のモチベーションを上げるには最適な期間です。しかし、本当の意味で英語力を向上させるには短すぎる期間でもあります。
1ヶ月留学の効果
- 短期集中でリスニング・スピーキングを強化できる
- CEFRのA1レベル(IELTS3.0~4.0)到達が目指せる
- 英語での生活に慣れることができる
- 初めての海外生活を体験できる
こんな人におすすめ
- 夏休みや冬やすみを利用して留学したい高校生・大学生
- 短期集中で英語を学びたい社会人
- ワーキングホリデーや長期留学前のお試しにしたい人
2ヶ月の留学でできること


2ヶ月(400時間)の留学になると、英語力のベースがしっかりしてきて、耳が慣れてくる、言いたいことが少しずつ言えるようになってくるといった英語力の向上を実感する期間でしょう。
しかし、できるようになってきた段階で帰国となるため、少し物足りないと感じるかもしれません。
2ヶ月留学の効果
- 英語の基礎がある程度身につく
- CEFRのB1レベル到達(IELTS4.0~5.0)が目指せる
- 日常会話にある程度自信がつく
- 簡単なTOEICやIELTS対策に触れることができる
こんな人におすすめ
- ある程度しっかり英語を伸ばしたい方
- ワーホリに向けて事前準備をしたい方
- 海外旅行や留学をより楽しみたい人
3ヶ月の留学でできること


3ヶ月(約600時間)の英語学習は、英語初心者から英語中級者を目指すために最も効果的な期間です。特にB1〜B2レベルを目指す人にはちょうど良い期間と言えるでしょう。
3ヶ月留学の効果
- スピーキング力、リスニング力の確かな向上が実感できる
- CEFRのB2レベル到達(IELTS5.5~6.5)が目指せる
- IELTSやTOEICなどの試験対策で効果が出てくる
- 英語で考え、英語で話す習慣が身につく
こんな人におすすめ
- ワーキングホリデー前に英語力を身につけたい
- 海外移住や英語圏への長期留学を控える方
- 英語をガッツリ学びたい!という意欲のある人
- TOEICやIELTSなどの試験対策に挑戦したい人
4〜6ヶ月の中長期留学でできること


4ヶ月以上になると、初心者からでもしっかりとした英語力がつき、海外大学進学や試験高得点、ビジネス英語習得なども視野に入ります。
4ヶ月〜6ヶ月留学の効果
- 英語での会話が自然になり、自信を持てるようになる
- 高スコアのIELTS・TOEIC対策ができる
- 論理的に話す・書く力も伸ばせる
こんな人におすすめ
- 海外大学進学のための準備をしたい
- 英語力ゼロからワーホリを成功させたい
- TOEICやIELTSで高得点を目指したい
バギオ留学に関するよくある質問
- バギオってどこにありますか?
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フィリピン北部ルソン島の山岳都市で、首都マニラからバスで約4〜6時間です。標高約1,500mに位置し、年間を通じて涼しく過ごしやすい気候が特徴です。
- 治安は安全ですか?
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フィリピンの中でも治安の良い学園都市として知られており、多くの語学学校や大学が集まっています。危険なエリアやタクシー詐欺も少ないため、初留学の方でも安心して生活できます。
- 日本人の割合はどれくらい?
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学校によってかなり日本人比率にばらつきがあります。バギオは韓国・台湾・ベトナム、サウジなど多国籍の生徒が多く、日本人比率が多い学校で30〜40%。日本人比率の少ない学校で10%〜20%とされています。そのため、事前の学校選びはかなり重要になります。
- 月のお小遣いはどれくらいかかりますか?
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多く見積もっても月3〜4万円あれば十分です。通信費や娯楽費を含めても、1ヶ月の生活費は5万円以内が目安。
- 物価は安いですか?
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フィリピン全体的に物価は日本の2/3程度です。外食や交通費は日本より少し安い程度であり、近年インフレの影響で物価が上昇しているため、激安とは言い難いのが現状です。
バギオ留学の相談をする
バギオ留学をするためには、バギオのBESA(英語学校協会)という団体と提携している留学エージェントから相談・申し込みをする必要があります。
個人で学校に直接申し込むことも可能ですが、基本的にエージェントサポート手数料がかからないので、留学エージェントを通して代理で申請してもらう方が手続きが楽です。
バギオ留学であれば、2カ国留学を運営しているスカイカナダから申し込みが可能です。スカイカナダは、フィリピン留学とカナダ留学をサポートする留学エージェントでBESA(英語学校協会)にも加入しています。
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