カナダのCo-op留学はキャリアアップ、キャリアチェンジを目指す社会人に人気のプログラムです。
ネット上では良い点ばかりが紹介されていますが、注意点やリアルな情報は隠されています。
そこでこの記事では、Co-op留学プログラムを検討している社会人の方に向けて、Co-op留学のメリットとデメリットについて解説します。
私はカナダのバンクーバーでCoop留学+ワーホリの合計2年間を経験しました。
以下は私の体験談ベースで書いていますので、ぜひご覧ください!
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社会人に人気の Co-op留学とは?
Co-op留学とは「カレッジでの勉強」と「現地インターン」を組み合わせたカナダ限定の留学プログラムのことです。
このCo-opプログラムは特に社会人に人気の留学プログラムであり、留学生として専門分野の勉強をしながら、海外での就労経験が得られます。年齢制限が設けられていないため、20代、30代、40代の方とさまざまな年齢層が留学生として参加可能です。
実際に私のクラスには大学生〜50代の方までいました。
Co-op留学で学べることは?
コースはさまざまあり、ビジネスやマーケティング、接客、貿易、保育士、Webデザイン、WEB開発、ヘルスケア、翻訳、映像、俳優、メイクアップ…など色んな専門スキルが学校ごとに用意されています。
Co-op留学の仕組み
Co-op留学は「前半の座学期間」と「後半のインターン」期間に分かれており、前半はカレッジに通学・後半はインターンを行います。この割合は半分ずつになるように設定されており、1年間以上の長期間のコースでは、休みのバケーション期間が2~3週間程度取れるでしょう。
例として、私が専攻したデジタルマーケティングコースでは….
最初の6ヶ月は座学期間でスキル習得(アルバイトも可能)+6ヶ月は有給インターン(フルタイム)=合計1年間
という構成で勉強も仕事もガッツリこなしました!
- 社会人のキャリアチェンジ・キャリアアップにおすすめ!
- 大学生で海外志向の方からの人気も高い
- 座学期間+インターン期間という構成
- カレッジの座学期間もアルバイト可能
- プログラムが豊富(マーケティング・ビジネス・保育 etc….)
社会人でカナダのCoop留学を選んだ理由
①フリーランスになりたいから
Coop留学を選んだ理由の一つは、「フリーランスになる」という夢を実現するためです。
日系企業で営業として2年間働いた後、独立したい、もっと必要な知識を身につけたいという思いでフリーランスになる決意をしました。そこでフリーランスになるための経験、スキルを身につけられるCoop留学を選択しました。
②英語✖️専門スキルを同時に学びたいから
Coop留学では「英語+専門分野」を同時に学ぶことが可能です。
日本人は英語を使えるだけで、国際的なビジネスチャンスが広がります。またマーケティングの知識を持っていれば、自分の商品やサービスを効果的に市場に売り込めるのです。
Coop留学では、複数のスキルを同時に獲得できちゃうのです!
③お金を稼ぎながら勉強できるから
留学に行きたい人が1番頭を悩ませることは「留学費用」の問題です。
Coop留学では有給インターンがあるため、最終的には学費分まで回収できる可能性もあります。
また、インターン期間だけでなく、座学期間中でもアルバイトで生活費を稼げるのです。
私は社会人2年弱の貯金しかなく、余裕がなかったのでCoop留学で「稼ぎながら学ぶ」という選択をしました。
社会人が感じたCo-op留学のメリット
では、まずは社会人の私から見たCoop留学のメリットについて経験に基づいて紹介します。
①留学中にスキルアップができる
Co-op留学は海外での仕事経験を積めるため、スキルアップにつながります。
インターン先での業務によって、専攻した分野でのスキルが身につき、その後のキャリアにも役立つというのは本当です。
インターン期間中だけではなく、座学期間中もプレゼンやプロジェクトが山のようにあり、知識を増やすだけでなく、実践的な学習ができました!
もし、今までに専門分野の経験があれば、そのスキルをさらに伸ばすのもおすすめ!
②大学生よりもインターン先を見つけやすい
Coop留学ではプログラムを修了するためにインターン先で一定の時間働く必要があります。
そして一番の困難は「インターン先を獲得する」ことです。
そのため、大学生と比べて社会人が持つ経験は大きなアドバンテージとなります。
例えば、仕事探しの際にはレジュメを作成して、面接を行い採用される必要がありますが、その際には職歴を記載し、どのように志望先の会社で活躍できるかを伝えますよね?
この観点から大学生よりもCoop留学では社会人の方がメリットはあると言えます!
③日本での働き方とカナダの働き方を比較できる
社会人留学のメリットは日本での働き方とカナダでの働き方を比較できることです。
その結果、自分にとってどんな生き方がよりベストなのかを広い視点で見ることが可能になります。
この二つの違いは「日本での働き方を知っているのかどうか」なのです。
④価値観が広がる
留学先での生活や仕事によって、今までに経験したことがない海外経験を積めます。特にカナダは移民国家のため、世界中の国から人々がやってきて成り立っています。
あなたのまだ経験したことがない世界観や文化に触れることで、将来の選択肢が広がるでしょう。
日本をよく知っている社会人だからこそ留学を通して見える世界があります。
④ 語学力の向上
留学先での生活や仕事は、語学力の向上に効果的です。特にCoop留学の場合、英語で何かを学ぶため、英語ができて当たり前という環境の中で過ごすことになります。
もちろん精神的な負荷がかかったり、事前学習が必要だったりしますが、そこを乗り越えれば語学力は間違い無く向上します。
⑤覚悟がある
社会人留学生は留学に対しての覚悟が決まっています。なぜなら日本での仕事を辞めてきている人がほとんどだからです。
また多額の費用を自分で支払っている人がほとんどでしょう。社会人留学生はその分成長が早いのは事実です。
私は覚悟があるがないかが留学をする上で最も重要だと思います。
社会人から見たCo-op留学のデメリット
①高額な費用
Co-op留学には、高額な費用がかかる場合があります。
留学費用や生活費、保険料など、諸費用をしっかりと把握し、留学計画を立てる必要があります。
実際にカナダで1ヶ月にかかる生活費を計算したので、確認しておきましょう。
②未経験、キャリアチェンジの場合は大変
Co-op留学を通して未経験の分野に挑戦する人はたくさんいます。しかし、この選択は英語で新しいことをゼロから学ぶということです。
実際にかなりの労力と時間が必要になります。
私も日本で社会人として「営業職」→カナダで「デジタルマーケティング」という未経験の分野に挑戦しています。
しかし、成功している人がいるのも事実です。結局は自分次第です。挑戦することが好きな人にはむしろメリットかもしれません。
③就職に戻った際の再適応
Co-op留学からの帰国後、は日本の就職市場に再び適応する必要があります。
しかし、Coop留学で得た経験は他の人との「差別化」につながります。日本で社会人として暮らす上では大きなアドバンテージになるはずです。
私はCoop留学に来てから多くの経験をしてきました。
例えば、このブログもその一つです。仕事を得るためにブログを立ち上げ、コツコツ積み上げ、フリーランスとして仕事を得ています。
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④仕事との両立
Co-op留学では学業と仕事を両立させる必要があります。Coopのコースにもよりますが、座学期間は課題があったり、プレゼンを行う必要があるため、時間が全然足りません。
Coop留学座学期間中に行うこと
- Coopの授業を受ける
- 課題やプレゼンの準備
- アルバイトで生活費を稼ぐ
- インターン探し
最低でも上記のことはCoopの座学期間中に行う必要があります。
これに加えて、ボランティアワークや自分のプロジェクトの立ち上げなども行う人は多いです。
⑤キャリアを中断しなければならない
社会人として築いてきたキャリアを中断することは大きな損失です。私も自分の日本でのキャリアを捨てて留学にきました。
しかし、それは得るものの方が大きいと考えたからです。もちろん全ての人にCoop留学が最適な選択肢ではないです。
しかし、Coop留学はキャリアを中断しても得られるものが私は大きいと考えています。
Coop留学って結局どうなの?
Co-op留学はキャリアを重視したい社会人おすすめのカナダ現地の留学プログラムです。
スキルアップや、仕事が得やすい、将来の就職に有利な要素など、多くのメリットがあります。しかし、高額な費用やキャリア中断などのデメリットも存在します。
留学の計画を立てるときには、自身のゴールや状況を考え、メリットとデメリットをバランス良く検討することが重要です。
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