こんにちは!トミーです。
今回は日本で英語を習得し、シンガポールの外資系企業で就労経験のある「RENさん」へのインタビュー記事です。
どうやって日本国内で英語を話せるようになったのか。
その「英語勉強法」について語って頂きます。
RENさんの略歴
日本、シンガポール、カナダ(トロント/バンクーバー)に滞在。
今年で海外生活5年目を迎える。
日本で営業として勤務。その後、シンガポールの外資系企業へ転職。
デジタルマーケティングの分野でコンサルティング業務を担当。
英語力は日本で習得。現在はバンクーバーで在住。最終的にはカナダでの永住権獲得を目指している。
最近Twitter始めたそうなので、興味ある方は覗いてみてください!
日本で英語がペラペラになった僕が意識した、たった1つのこと
初めまして!RENです。
英語をペラペラに話せるようになりたいけど、留学をするのは少しハードルが高いですよね。
そこで、実際に僕が海外進出前に行っていて効果があった、日本で英語を向上させるための学習方法をご紹介します!
結論からいうと、「音読」 です。
僕は 「英語に関わる勉強の約95%は音読=口から英語を発する」
という学習法で英語を習得してきました。
音読を意識する理由
- コミュニケーションをとる際、ほとんどが会話だから
- 声に出すことで英語の発声になれるようになるから
- 言葉で話せることは書けるから
英語はコミュニケーションのツールなので、実際に話すときはもちろん口から発生します。
日本語でさえも、普段使わない言い回しなどは言葉に詰まってしまうこともありますよね。
英語に関しては、今まで発したことのない単語が日本語に比べてはるかに多いので、実際に口に出さないと、頭で文章が作れていても、うまく話せないということが起こります。
また日本語でも同じですが、話すことができる内容は書くことができますよね。
友達とコミュニケーションをとる際も、どちらかというと直接話していている時よりもメールの内容で悩むことが多いと思います。
つまり、特定の状況を除くとスピーキングスキル≠ライティングスキル
となることが多いわけです。
ここまでで、英語学習における音読の重要性はある程度ご理解いただけたかと思います!
ここからは、音読を活用した勉強法を各項目ごとにご説明したいと思います!
英文法
英語力のベースともなるのが「英文法」です。
巷では英文法不要!などの教材が増えていると思います。しかし英語力を上げるうえで英文法を学ぶことは必須です。
英語学習系YoutuberのAtsuさんも言っていましたが、英単語に比べて覚える必要のある内容が圧倒的に少ないので、まず英文法から仕上げてしまうのがおすすめです。
英文法を習得するコツ
では、具体的にどう取り組めばいいのか、実際に僕が行った方法をご説明させていただきます。
この3ステップで、三単現のSの付け忘れやdo doesの使い分けなどで困ることがなくなります。
ポイントは「頭で理解したら、口に出して体に馴染ませる」ということ。つまり「音読」です。とにかく口から出してください!
そして中学英語だけに限らず、高校レベルの参考書でも同じことをするだけです。
英文法教材に関しては、ある程度薄くて、内容が纏まってるものであればなんでも良いです。
分厚い辞書みたいなものから始めるのだけはやめましょう。
英単語
英語学習において、一番面倒なのが「英単語」ですよね。
いろんな単語帳を比較しても、少ないものでも1500‐2000語くらいありますし、それだけでやる気を削がれますよね。わかります。
1語ずつ時間をかけて覚えて、やっと1周したのに全然頭に入ってこない。
そんなことありませんか?
でもそれだと覚えられるものも覚えられません。現にテスト前に一夜漬けで覚えたものはすぐ忘れちゃいますよね。
英単語学習のコツ
単語において、やることは1つだけです!
「エビングハウスの忘却曲線に沿って、一日ごとにやる単語を限定し、ゆるーくやっていくことです。」
英単語は数が多いので、単語大好きなマニアでもない限り、覚えるのは苦痛ですよね。
5秒以内に訳が出てこないものはすぐあきらめて答えを見て、その日のうちに再度確認するくらいで進めていきましょう。
一番大事なのは、「回転数」です。
一定の期間内で、無駄なく、多く特定の単語に出会うことが大切です。
その際に上記の図のサイクルでやっていくと、効率的に単語が頭の中に入ってくるようになる、というわけです。
余談ですが上記の図、学習系のブログを見たことある方ならほとんどの方は見覚えありますよね笑
なんとなく図の構成や内容などはご存じの方も多いかと思いますが、
この図の内容を暗記しなきゃ!と思って覚えた人は少ないんじゃないでしょうか。
むしろ、何回も見るうちに自然と頭に入り、気づいたら覚えてた。という感覚ではないですかね。
単語もこのようなイメージでゆるく覚えられます笑
「昨日やったばっかなのになんで覚えてないんだ。。記憶力悪いのかな。。これじゃ一生かかっても1冊も覚えられない。。」
みたいなプレッシャーを自分にかけるのはやめましょう。
この方法で僕は単語量を増やしてきました。それ以外は全くやってません。本当です。
そしてもちろん、単語学習時も「音読」してください。
僕が行った方法はこちらです。
- 意味がすぐにわかる単語は「単語」だけを音読
- なかなか思い出せないものは、「単語と例文」を音読
また、書いて覚えるのは個人的にはおすすめしません。
英語学習においてはとにかく反復が大事です。書いてる時間はかなり工数がかかってしまい非効率ですよね。
今の時代、文通してる人はほとんどいないと思います。
メールなどのスペルに関しても、Grammarlyなどのツールで添削もしてくれるので、スペルに関しては英語学習の中でも優先順位が低いです。
それよりも、その単語がどういう音で発せられるのかを身体で認識することが重要です。それにより、実際の現場でのリスニングやスピーキングで単語が使えるようになります。
シャドーイング
「シャドーイング」とはその名の通り、影のように音声に続いて同じ言葉を発する学習方法です。
リスニング力の向上に役立ち、口からも発するのでスピーキングの練習にもなります。
またリダクションや、リンキングなども真似をすることで自然とネイティブの発音に近づいていくでしょう。
僕の場合、シャドーイングのおかげで英語力が伸びたと言っても過言ではありません。
教材は正直なんでもいいのですが、自分のレベルに合ったものがいいです。
シャドーイングの効果としては、発声のほかにも英語をナチュラルな速度でそのまま理解できるようになるという側面もあります。
そのため、いきなり背伸びして難しすぎる教材を選ぶと、自分の知識の処理が追い付かず、逆に英語力が伸びません。
僕も実体験済みです笑
文字で読んで簡単すぎるくらいのものから始めるのがコツです。
英会話
シャドーイングや音読もアウトプットの一つですが、どれだけテンポよく会話を成り立たせるかがコミュニケーションとして一番大事ですよね。
そのために会話形式でのアウトプットが行える「英会話」は必須です。
しかしこれは慣れの部分が多いので、回数を重ねていく必要があります。
回数無制限の英会話プラットフォームで、とにかく練習しまくるのが上達の近道です。
英会話のコツ
うまく活用するコツとしては、
- 自分が話しやすいトピックを選ぶ。
- しばらくは選んだトピックで会話の流れをつかむ。
- 慣れてきて、ある程度受け答えができるようになってきたら、違うトピックを新たに用意する。
- そのトピックも同様に慣れるまで繰り返す。
というような流れで行うことで、意図的にコンフォートゾーンを抜け出します。
また新しく覚えた単語表現や、今まで苦手意識のあった文法知識を使う機会が増えるので、全体的に苦手とする項目が少なくなっていきます。
覚えたボキャブラリーから逆算してトピックを決めるのもありですね。
最短で英語力を伸ばすには、すべてにおいて「回転数」がポイントになってきます。
そこで回数無制限でいつでもどこでも、スマホ一つで思い立ったタイミングでレッスンができる
【ネイティブキャンプ】がおすすめです。
今なら 1週間無料キャンペーンを実施中!
この期間は何回でもレッスンを受講できるので、一度やってみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やることはたくさんあると思いますが、ある程度順番を間違えなければ、日本にいながらも効率よく英語力を上げていくことは全然できるかと思います。
ちなみに僕はこの方法で日本にいるときから英語の勉強を始め、約1年後に行ったカナダ留学時は問題なく英語を扱うことができましたし、英語の壁にぶち当たることなく過ごすことができました。
また、シンガポールの外資系企業に就職した際も、面接や業務において困ることはほとんどありませんでした。(シングリッシュは高い壁でしたが笑)
そしてその英語力は「音読」で磨くのが一番の近道だと思っています。
かなり上からな発言ぽくなってますが、僕もまだ英語学習の途中です。
皆さん一緒に頑張りましょう。僕もまだまだ頑張ります。
以上で今回のインタビュー記事を終わります!
私のブログはCoop留学前の方も多く見て頂いていると思います。
是非、今回の音読に基づいた勉強法を渡航前の英語力を伸ばす期間に役立ててください!