
「フィリピンで現金を引き出したいけど、英語表記のATMの使い方が不安…」「手数料ってどのくらいかかるの?」「なるべく手数料安く引き出す方法を知りたい!」
フィリピン旅行や留学をする際、現地ATMの現金引き出しに不安を感じる方も多いでしょう。
実際にフィリピンでATMを利用してみたら、「思ったより手数料が取られてしまった」「現金引き出しがうまく出来なかった」などトラブルが多いのも事実….
そんな不安を解消すべく、この記事ではフィリピンのATMを使って現金をお得に引き出す方法を実際のATM画面付きでわかりやすく解説します。また、使えるカードの条件や注意点についてもわかりやすくまとめています。
また、僕が愛用しているWiseカードについても触れているので、「どのカードを使うべきか迷っている」という方も、ぜひ参考にしてください。
以下のリンクから登録すると、友達紹介プロモーションで最大7,5000円(CA$800)までの送金の手数料が無料になります!
初回利用時に紹介リンクを使えなかったという場合でもアカウント作成後30日以内であれば割引クーポンが適応されます。
▷初回後の招待リンク入力ページにhttps://wise.com/invite/dic/tatsuyao100をコピーでOK!
\ 最大7,5000円までの送金手数料が無料に!/








この記事を書いた人
トミー(Tommy)
海外在住(バギオ)学校スタッフ&WEBライター&ブロガー。ブログ最高月10万円。元カナダのバンクーバー民。カナダの留学エージェントで100記事以上執筆。海外生活役立ち情報。Co-op留学、ワーホリ経験。前職はクレジットカード会社営業。「海外で気楽に暮らす」をモットーにサイト運営中。
日本のカードはフィリピンのATMで使える?


論から言うと、日本の会社が発行したカードはフィリピンのATMでも利用可能です。ただし、すべてのカードが無条件で使えるわけではなく、いくつかのポイントを確認する必要があります。



まず、カードの国際ブランドがATMに対応しているかを確認しましょう。


フィリピンのATMは、VISA、Mastercardに対応している機種がほとんどです。これらの国際ブランドが付いたクレジットカードやキャッシュカードであれば、基本的には問題なく利用できます。
一方、JCB、American Express、Diners Clubなどは、対応していないATMもあり、使える場所が限られるため注意が必要です。ATM本体や画面の上部に、対応ブランドのロゴが表示されているので、利用前に自分のカードが対応しているか確認しましょう。



また、カードがそもそも海外ATM利用自体に対応しているかどうかも重要なポイントです。
日本ではセキュリティ上の理由から、「海外利用」がオフになっているカードも多く、この設定をオンにしておかないと、海外のATMで引き出しできません。
フィリピンのATMの設置場所


フィリピンのATMは、都市部を中心にさまざまな場所に設置されています。
ただし、日本のように「どこにでもある」というほどではなく、場所によってはATMが少ない、混雑している、利用停止になっているなど不便なこともしばしば…
また、フィリピンのATMは、引き出し(Withdraw)と預け入れ(Deposite)に分かれており、目的に応じてATMを使い分けなくてはいけません。



主なATM設置場所は以下の通りです。
- ショッピングモール内
- セブンイレブンなどのコンビニ内
- 空港内(マニラ、セブなど)
- 銀行支店



フィリピン大手の銀行ATMは以下の通りです!
主な銀行ATM | 特徴 |
---|---|
BDO(Banco de Oro) | 1967年設立のフィリピン最大手の商業銀行。 国内に約3,600台のATMを設置しており、海外発行のカードにも幅広く対応。BDOはSMグループに属しているため、SMモール内にも多数のATMを設置。 |
BPI(Bank of the Philippine Islands) | ATMは都市部を中心に多数展開されており、特にマニラ、セブ、バギオなどでは見つけやすい。海外発行カードも使用可能。 ATMの引き出し上限は10,000〜20,000ペソの機種が多く、手数料はほぼ一律で250ペソ。 |
Metrobank | フィリピン国内外に強いネットワークを持つ大手商業銀行。 国内に2,300以上のATMを設置しており、日本を含む海外にも拠点がある。 クレジットカードのキャッシングにも対応しており、海外発行カードも使用可能。 |
その他銀行 | 上記の銀行以外にもさまざまなATMが利用可能。 |
フィリピンATMの現金引き出し手数料
フィリピンでは、基本的にATM利用手数料が1回250ペソ(約650円)固定で発生します。
この手数料は、現金の引き出し金額にかかわらず必ずかかるもので、現地ATMの利用コストとして避けられません。



加えて、日本のキャッシュカードやクレジットカードを使うと以下のような追加手数料も発生します。
- 海外ATM利用手数料:110〜220円(カード発行会社によって異なる)
- 為替手数料:両替レートに上乗せされる「隠れコスト」がある場合も



つまり、一回ATM利用で約1000円も手数料が取られてしまうのです。



そこで手数料が最大に抑えられるWiseカードの利用がおすすめです!
フィリピンのATM利用ならWiseカードがお得



フィリピンで安心・お得に現金を引き出すなら、Wiseカード(ワイズカード)一択です。
海外利用が前提で設計されているため、現地ATMでそのまま使えて、手数料も圧倒的に安いのが最大の魅力です。
※どのくらい手数料がかかるかは、ページ後半「フィリピンのATMから現金を引き出す手順」内に記載。



手数料が安い理由は、適正レートで両替がされるのと海外ATM利用料がかからないから(月2回まで)!
- 最初から海外ATM対応
- 海外送金・両替機能
- 月2回、3万円相当までの引き出しが無料
- 年会費・口座維持費無料(カード発行時のみ発行料がかかる)
- アプリ上で利用履歴・為替レート・カードのロックまで一括管理
- 40通貨以上に対応(日本円・フィリピンペソはもちろん、米ドル、ユーロなどもOK)
\ 最大7,5000円までの送金手数料が無料に!/






フィリピンのATMから現金を引き出す手順(画像付き)
フィリピンのATMは基本的に英語表記のみですが、使い方さえわかれば簡単です。
ここでは、バギオのセブンイレブンに設置されたATMを使った引き出し手順を、実際の画像を使って詳しく紹介します。



Wiseカードを使って、10,000ペソ(約26,000円)を引き出していきます!


まずは、お持ちのクレジットカードまたはキャッシュカードを挿入口に差し込みましょう。
カード差し込み口は、ATM画面の右下にあり、カードを入れるまで青く点滅しています。


<画面内説明文>
Please enter your personal identification number(PIN)Please press “enter” if your PIN is less than SIX(6)digits
「暗証番号(PIN)を入力してください。6桁未満の場合は『Enter』キーを押して確定してください。」



画面手前にテンキーがあるので、手動でパスワードを入力しましょう。
日本のカードの場合は4桁のPINが設定されているので、入力後「Enter」または「Confirm」を押します。


<画面内説明文>
Please select your desired transaction
「ご希望のお取引を選択してください」
現金引き出しを行うので、画面右上の「WITHDRAW CASH(現金引き出し)」を選択します。



画面の項目は以下の通りです。
- Balance Inquiry(残高照会)
- Withdraw Cash(現金引き出し)
- Fast Cash(定額引き出し)
- Credit Card Cash Advance(クレジットカードキャッシング)
- Transfers(振込・送金)
- Payments(支払い)
- Prepaid Auto Reload(プリペイド自動チャージ)
- Checkbook Reorder(小切手帳の再注文)


<画面内説明文>
For all cards issued abroad, this ATM will charge an access fee of PHP250.00 in addition to any fees that may be imposed by your bank.
「海外発行のカードには、このATMの利用手数料250ペソがかかります。さらに、発行元の銀行による手数料が別途発生する場合があります。」



画面の説明文に問題なければ、「YES」を選択して次へ進みましょう。
今回、Wiseカードを使った場合の合計手数料は以下の通りです。
- ATM利用手数料:250ペソ(約650円)
- 両替手数料:10,000ペソ(約26,000円)に対して約73ペソ(約190円)
通常の日本の銀行発行カードを使う場合、これに加えて海外ATM利用料が別途加算されることが一般的です。
<Wiseカードの海外ATM利用料>
Wiseカードは、月2回まで、合計3万円相当までの出金が無料です。
3回目以降または3万円を超える引き出しに対しては手数料がかかりますが、他のカードと比べて手数料はかなり割安です。


<画面内説明文>
Please press the proper key For your desired “from” account
「ご希望の出金口座の選択のために、適切なキーを押してください」



『Saving(普通預金)』または『Checking(当座預金)』から選択します。
多くの場合は『Saving(普通預金)』に該当しますので、迷ったらまずこちらを選んでみてください。
※『Checking』は『Current Account』と表示されることもあります。


<画面内説明文>
Please enter desired amount
「ご希望の出金額を入力してください。」



金額はペソ単位で入力し、入力後は「Enter」または「Confirm」を押します。今回は、10,000PH(26,000円)を引き出します。
※打ち間違えがないか、確認した上で次に進みましょう。


<画面内説明文例>
Do you need a printed receipt? / Would you like a receipt?
「明細書を発行しますか?」



ATMの画面に「Yes(はい)」「No(いいえ)」の選択肢が表示されるので、必要に応じて選びましょう。





取引が完了すると、現金受け取り前にカードが返却されます。
※必ずカードを取り忘れないように注意してください。


最後に、ATMから現金と明細書が出てきますので、しっかりと受け取りましょう。



以上がフィリピンのATMで現金を引き出す手順です!
フィリピンのATMを使う際の注意点
フィリピン現地でATMを使う際は、以下のポイントに注意しておきましょう。
①フィリピンのATMはよく「利用停止」になる
フィリピンでは、ATMが一時的に「Out of Service(利用停止)」や「Unavailable」と表示されて使えないことがよくあります。



ATMが利用停止になる主な理由は以下の通りです。
- ⚡ 停電や通信障害による一時停止
- 💸 ATM内の現金切れ
- 🔧 メンテナンス中または機械トラブル
- 🏦 一部のATMが外国発行カードを受け付けない仕様
とくにローカル銀行のATMや、地方エリアのATMでは突然使えなくなるケースが多いため、余裕を持って現金を下ろしておきましょう。
②ATMの引き出し限度額に注意
フィリピンのATMは、1回あたりの引き出し限度額が銀行や機種によって異なります。
多くの場合、以下のいずれかが上限となっています。
- ✅ 10,000ペソまで
- ✅ 20,000ペソまで(コンビニなど一部のATM)
つまり、高額を一度に引き出すのが難しい構造になっており、何度も分けて引き出すとその都度250ペソの手数料が発生してしまいます。
フィリピンで学費や長期滞在費などまとまった現金が必要な場合、ATM利用だけでは不便になることもあります。以下のような手段も検討しましょう。
- 日本から現金を持参して、現地で両替する(空港・市内の両替所)
- Wiseや他の海外送金サービスを使って、現地銀行に送金する
- カード払いが利用可能か確認してみる
③ATMで現金が引き出せない
フィリピンのATMで現金が引き出せない原因のひとつが、使っているカードが海外ATM取引に対応していないことです。
特に日本の会社の発行カードを使う場合、この問題は非常に多く発生し、現地についてから設定ができていなかったと気付く場合があります。



必ず渡航前に海外ATM取引に対応しているか確認しておきましょう。



ATM取引が正常に完了されなかった時の確認ポイントは以下の通り。
チェック項目例 | 確認方法 |
---|---|
海外ATMでの利用可否 | カードが海外ATMで使える設定になっているのかを確認 |
利用制限・ロックの有無 | 一時的にロックされていないかをチェック。 |
国際ブランドの確認 | ATMがお使いのカードブランド(VISA / Mastercard / JCBなど)に対応しているか |
口座の現金残高 | 出金口座に十分な金額が入っているかを確認。 |
カードの状態 | カードにICチップ等に破損はないかの状態確認。 |
ATMが正常に使えるか | ATM自体に現金不足や故障などの問題はないか。 |



違うカードで試したら引き出せたなんてこともあるので、カードは必ず2〜3枚は持ってきましょう!
フィリピン渡航前にWiseカードを準備しよう!
上記で説明した通りフィリピンのATMを利用するにはWiseカードを一枚持っておくと非常に便利です。



以下でWiseカードの発行方法について解説してきます。
- Wise公式サイトにアクセス
- メールアドレスとパスワードで登録
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート)をアップロード
- 日本国内の住所を登録
※本人確認には数時間〜1営業日程度かかる場合あり。



詳しい手順はこちらの記事から👇


- アカウントが認証された後、「カードを申し込む」ボタンから進行
- カード発行手数料:1,200円(初回のみ)
- 約1週間〜10日で登録住所にカードが届きます
※海外転送サービスやホテル住所などでの受け取りは非推奨





カード到着後、アプリにログインして以下の手順で進めましょう。
- カード番号を入力
- セキュリティコードの確認
- 任意のPINコード設定
- 有効化完了!
そのままApple Pay / Google Payに登録してタッチ決済にも対応できます。
\ 最大7,5000円までの送金手数料が無料に!/
上記のリンクから登録すると、友達紹介プロモーションで最大7,5000円(CA$800)までの送金の手数料が無料になります!
初回利用時に紹介リンクを使えなか