ブログを始めたらまず悩むのが、ブログ記事の書き方。
- 実際にどうやって書けばいいの?
- 書こうと思っても全然進まない
などこんな悩みありますよね。
わかります。
実際に私もブログを始めたときは、なにを書いていいかわからず、気づいたら携帯みたり、寝ちゃったり。
終わってみれば1記事に3〜7日くらい費やしているときもありました。
しかし、今ではどんなにかかっても1日で書き終えます。
なぜ圧倒的に早くなったのかというと「ブログ記事の書き方」を知ったからです。
知ってるか。知らないか。ただそれだけの違いです。
そこで今回は
「ブログ記事をスラスラ書くための8ステップ」
を解説していきます。
ブログを早く書き上げてどんどん更新したい!という方はぜひ目を通してみてください。
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ブログ記事を書く8ステップの全体像
まずブログ記事の書き方の全体像をざっと頭に入れておきましょう。
軽く流れを確認するくらいで全然OKです。
確認したらさっそくステップ1の記事のテーマ決めから見ていきましょう。
ステップ1記事のテーマ決め
まずはブログ記事のテーマを決めましょう。ざっくりとこんな記事を書きたいなと想像するところから始めてください。
テーマを決める際のポイントは
- 需要があるテーマ
- 読者の悩みを解決できるテーマ
- 自分のブログに合うテーマ
以下で説明していきます。
需要があるテーマ
記事のテーマを選ぶときはまず需要があるかを考えましょう。
「読んでくれる人はいるかな?」と考えるのが大事!
ブログは読み手がいて成り立ちます。もし読み手がいなくてもいいなら日記で十分ですよね。
読者からすれば「役に立つ!」「面白い!」という需要が満たされたときに記事を最後まで読んでくれます。
逆に読みたいと思ってもらえない限りは誰も読んでくれません。
つまり、「あなたが書きたい記事」と「読者が読みたい記事」が重なるテーマが1番理にかなっているといえます。
読者が何を知りたいのかを考えながら、記事のテーマを選びましょう。
読者の悩みを解決できるテーマ
ブログ記事を作るときは必ず読者の悩みをベースにしましょう。良い記事とは読者の悩みが解決できる記事です。
その時に重要なのが、読者を正確に理解すること。
記事を書いているのに読んでもらえない、商品が売れない。という場合は読者を正しく理解できていない可能性が高いです。
例えば、英語を話せるようになりたいというニーズは大きく2つのパターンに分かれます。
①日常英会話を学び、友達を増やしたい
②仕事で英語を使えるようになりたい
この2パターンでは悩みが異なってきます。
日常英会話を学びたい方は外国人の友達の作り方やカジュアルな英会話フレーズなどを求めるでしょう。
一方でビジネスで英語を使いたい方はフォーマルな英語やビジネス向けのオンライン英会話などに需要があると考えられます。
英語を学ぶというニーズを捉えるだけでなく、もっと深くまで細分化して悩みに寄り添うと読者に刺さる記事が書けるでしょう。
自分のブログに合うテーマ
自分のブログジャンルに沿った記事を作成しましょう。
例えば、料理系のブログで急にガジェット系の記事を作っても訳がわかりません。
この例は極端ですが、これから作る記事が自分のブログに本当に必要なのか、不必要なのかを考えてみてください。
最終的にゴールがここにあるからこの記事は必要なんだと、ひと記事単位で記事を作るのではなく、ブログ全体のことを考えて記事のテーマを考えてみましょう。
ステップ2 想定読者と悩みを考える
次に「誰に」向けて記事を書くのかと「その人の悩み」を考えてみましょう。
ここが1番大事なステップになります。
読者の悩みを考えるには具体的な人物を思い浮かべる方法がおすすめです。
例えば
・過去の自分を想像する
・友達や家族を想像したり、質問する
以上のように想像力を働かせて読者に寄り添ってみてください。
例えば、ダイエットブログの場合は
誰:過去の太っていた自分に対して
悩み:痩せたいんだけど、ダイエットが続かない、どうしても食べ過ぎてしまう
などこんな感じでも全然OKです。読者の悩みに寄り添うことで読者目線の記事が書けます。
また想定読者をはっきりと文字に起こすことでブレのない記事が完成します。
もし記事作成の途中で思うように進まないときはターゲットとその悩みに立ち返ることで、再度執筆を進められるでしょう。
ステップ3 キーワード選定
ステップ3ではキーワード選定を行います。
ユーザーがどんな「キーワード」でネット検索をかけるのかを考えることが重要になります。
キーワード候補を思い浮かべる
まず、サイトに関連するキーワードを考えます。
例えば、ダイエット系のサイトなら
「ダイエット おすすめ」「ダイエット レシピ」「ダイエット リバウンド」
こんな感じでキーワードを考えてみます。とりあえず、ツールは使用せず、読者の悩みをもとにポンポン出してみましょう。
実際に検索してみる
次にキーワードをGoogle検索してみましょう。
「ダイエット おすすめ」で検索してみると、
この場合、ジムや美容クリニック、食品などの企業サイトが上位を占めていることが分かります。
このキーワードで上位を取るのは難しそうだなと理解できればOKです。
そうなったら、違うキーワードに狙いを定めましょう。
このときにラッコキーワードを使うと関連キーワードを調べることができます。
ラッコキーワードを使うと、こんな感じで色んな関連キーワードを調べられます。
キーワードの絞り込み
次にキーワードをさらに絞り込みます。
Googleキーワードプランナーではキーワードの検索ボリューム(どれだけ検索されているか)を調査します。
ポイントとしては月間100〜1,000のボリュームを狙うことです。
このボリュームが多ければ多いほど検索需要はありますが、それだけ競合性も高くなる可能性があります。
個人ブログはミドルボリュームといわれる月間100〜1,000くらいを目安に狙ってみましょう
タイトルにキーワードを入れる
最後に、選んだキーワードに基づいてブログ記事を作成します。
タイトルには必ずキーワードを含める。これだけは必ずやってください。
その理由は
- 検索順位で上位を取るため
- 記事を読んでもらうため
例えば、ダイエットの記事を書くとします。
内容は有益で面白いのにタイトルが
「私の日記」「食事」「食べ物」
みたいなのだったら、みんなにスルーされてしまいますよね。
そうではなくて
キーワード:【痩せる 食事制限ダイエット】
タイトル:「1ヶ月で10キロ痩せた食事制限ダイエットを分かりやすく解説」
とキーワードを決めた上で読者が思わずクリックしたくなるようなタイトルを付けることが重要です。
キーワードをタイトルに含めることでそのキーワードで検索されたときに記事が表示されやすくなります。
このキーワードを使ってるよ!とGoogleに教えてあげるイメージです。
見出しにもなるべくキーワードを入れる
次のステップ4では見出しを作りますが、先に少しだけ説明します。
h2見出しにはなるべくキーワードを含めてみましょう。無理のない範囲で大丈夫です。
無理矢理キーワードを詰め込んでいる記事もよく目にしますが、記事全体の流れを優先するべきです。
不自然で読みづらい記事は読者に離脱されてしまいます。
読者にとって何がいいのかを常に1番に考えましょう。
ステップ4 見出しを作る
ステップ4では見出しつまり、記事の大枠を作成していきます。
よくいきなり本文執筆から行う人がいますが、私はおすすめしません。
理由は今まで100記事以上書いてきた中で、見出しを最初に作ってから書いたほうが圧倒的に早く書けるからです。
本文を早く書きたい気持ちはわかりますが、大枠から作っていきましょう。
実際に見出し作成時のポイントを解説していきます。
ポイントは
- 読者が読みやすい流れを意識
- Hタグで階層構造を整える
- h2見出しには可能な限りキーワードを入れる
以下で順に解説していきます。
読者が読みやすい流れを意識
見出しを作るときのポイントの1つ目は記事の流れを意識することです。
構成としては以下のように作成してみてください。
①リード文
②前提知識の説明
③メインで伝えたいこと
④補足情報
⑤まとめ
このような流れで見出しを作成すると読者は読みやすく感じます。
例えば、ダイエット記事の話に当てはめると
【1ヶ月で10キロ痩せた食事制限ダイエットをプロが解説】
①リード文
②食事制限ダイエットとは( 前提知識の説明)
③効果のある食事制限ダイエット法3選( メインで伝えたいこと)
④食事制限ダイエットの注意点( 補足情報)
⑤まとめ:食事制限ダイエットはこれだけを意識して
このように本当に伝えたい食事制限ダイエット法を前提知識と補足情報でサポートするように構成すると読みやすい見出しが完成します。
上記の構成に当てはめて見出しを作成してみましょう。
hタグで階層構造を整える
見出しにはh2〜h6の種類があり、h6に行くほど階層が下がります。
ちなみにh1はタイトルに使用されるため、見出しはh2から始めるのが鉄則です。
このh2〜h6の見出しの階層構造を整えることで、上位表示されやすくなり、読者も読みやすいと感じるでしょう。
特に見出しの中でもh2、h3の役割を理解することが重要です。以下で解説します。
h2見出しは目次に反映される
h2見出しに書かれた文は自動的に「目次」に反映されます。
分かりづらい目次は読者を離脱させる原因になるでしょう。
なるベく内容がパッと見で分かるような分かりやすい見出しをつけることがポイントです。
特にh2見出しにキーワードを含めることを意識するとSEO対策にもなります。
h3見出しの役割
h3見出しは記事の中でさらに細かいトピックを整理するために使われます。
例えば
h2:効果のある食事制限ダイエット法3選
h3:ファスティング
h3:糖質制限ダイエット
h3:脂質制限ダイエット
上記の例は「食事制限ダイエット法3選」をh3で深掘りして説明しています。
階層が一個下がるようなイメージを持ちましょう。スポーツの中にサッカー、野球、バスケがあるようなイメージです。
また基本的にh3は2つ以上で使うようにしましょう!
<NG例>
h2:効果のある食事制限ダイエット法
h3:ファスティング(❌h3にせず、h2内の本文に書く)
h2:危険なダイエット法
<OK例>
h2:効果のある食事制限ダイエット法
おすすめのダイエットはファスティングです。理由は〜とh2内の本文で書けば良い。
h2:危険なダイエット法
h3見出しがあることで、読者は必要な情報をすぐに見つけることができ、読みやすさが向上します。
h3見出しにもキーワードを含めた方が効果的ではありますが、特に意識しなくて大丈夫です。
ステップ5 リード文を書く
ステップ5ではリード文を作成していきます。
リード文は記事の中で最重要と言っても過言ではありません。なぜならほとんどの読者はリード文でその記事を読むか読まないかを決めるからです。
リード文で読者の心を掴めれば、記事を最後まで読んでもらえる確率がグッと高まります。しかし、ただ書くだけではいけません。
リード文を書くときの構成は以下の通りです。
①読者の悩みに共感する
②この記事を読むメリット
③読者への呼びかけ
以下で順に説明していきます。
①まず読者の悩みに共感する
リード文ではまず読者の悩みに共感しましょう。
読者の悩みに共感する目的は読者に当事者意識を持ってもらいたいからです。
この記事って私にぴったり!
って思ってほしいんです。
そう思ってもらえれば、記事を最後まで読んでもらえます。
そのときにとにかく読者の悩みに寄り添う。例えばこんな感じ。
ダイエットって本当に辛いですよね。
“またお腹が空いた…でもカロリーが気になる”
“外食が多い生活でどうやって食事制限を始めればいいのか”
実は私もダイエットに挑戦し続け、何度もリバウンドを繰り返してきました。
何度やってもすぐに元の体型に戻っちゃう。
ダイエットなんて、ましてや食事制限なんてと無理と思ってました。
上記のように共感してあげることで、「これって私が悩んでることと一緒だ!」と思ってもらえます。
②次に記事を読むメリットを書く
次にこの記事を読むことであなたの悩みを解決できます!と教えてあげましょう。
つまり、この記事で読者に対してどんなメリットがあるのかを明記するってことです。
例えば、こんなのはどうでしょう。
しかし、さまざまなダイエット法を試した結果、全然つらくない食事制限ダイエットもあるじゃんと気づきました。
そこでこの記事では
・空腹を感じにくい食事制限ダイエット法
・リバウンドから卒業する食事制限ダイエット法
などあなたが今後ダイエットから解放されるために効果的な方法をわかりやすく解説していきます。
ここで上記の悩みが解決するかも!って思わせたら、リード文としても役割はほとんど果たせていますね。
③最後に読者への呼びかけ
最後に読者への呼びかけを行いましょう。
ここまで来たらあとは一押しです。記事を読む読者を応援するような気持ちで簡潔に書いてみましょう。
ダイエットで体型を変え、変わりたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
このようにリード文を作ることで読者に記事を読んでもらえます。
リード文は記事のもっとも重要な部分と意識して書いてみましょう。
ステップ6 本文を書く
ステップ6ではいよいよ本文を書いていきます。
本文を書く際はステップ4で作成した見出しに沿って書いていきましょう。
本文を書くときのポイントは以下の5つです。
・まずは結論を伝える
・わかりやすい言葉を使う
・語尾の連続に気をつける
・ひらがなと漢字は7:3を意識する
以下で詳しく解説していきます。
①まずは結論を伝える
本文を書くときは最初に結論を伝えましょう。
「結論を最初に書いたら読まれないんじゃない??」
という意見をよく耳にしますが、そんなことありません。
むしろ結論を書かない方が読まれない可能性が高くなります。
なぜならほとんどの読者は本文を流し読みしており、結論がなかなか見つからないと別のサイトに行ってしまうからです。
つまり、読者は「結論」をできるだけ早く知りたいのです。そして同時に納得できる理由や根拠を探しています。
そのため、結論を見出しやタイトルに出しても全然OKです。その代わりに根拠や理由をその記事の中で書いてあげましょう。
②わかりやすい言葉を使う
文章を書くときはなるべく誰にでもわかるように書きましょう。イメージとしては子供に向けて書くくらいで大丈夫です。横文字や専門用語は必要ありません。
もちろん文脈の中で必要になる場合もありますが、その際は補足説明してあげると読者は離脱せずに読み続けてくれます。
変にカッコつけた難しい言葉なんていらないんです。「誰にでも分かる言葉を使う」つまり難しい言葉を噛み砕いてあげる。これがあなたの記事を読んでもらうために重要になってきます。
③語尾の連続に気をつける
読みやすい文章とは読んでて気持ちのいい文章です。
ポイントとして「文章のリズム」を意識してあげると、
「あれっ!スラスラ読めちゃう。」
「このサイト分かりやすいな!」
となり、離脱率がグッと抑えられます。
そこで特に気をつけたいのが「語尾の文末の語尾の連続」です。
〜ます。〜ます。
〜です。〜です。
である。である。
などが代表的です。
語尾の連続が起きてしまうと文章のリズムが悪くなり、読みづらくなる原因になるでしょう。
対策としては声に出して文を読み上げてみると不自然な部分を発見できます。
文章を書くときは読みやすいリズミカルな文章を作ってみましょう。
④ひらがなと漢字は7:3を意識する
文章を書くときはひらがなと漢字の割合を意識してみましょう。一般的には「7:3」の割合で書くと良いと言われています。
漢字が多すぎる文章はとっつきにくいイメージを与え、読者は読みづらさを感じてしまいます。一方で、ひらがなが多すぎても逆に読みづらくなってしまいます。
例えば
悪い例 | 良い例 |
---|---|
会議は来週の金曜日に設定する | 会議は来週の金曜日にする |
この書籍は非常に興味深い | この本はとても面白い |
彼は新規の職に就いた | 彼は新しい仕事を始めた |
この二つの文章を比べたときにどっちが読みやすいかは一目瞭然でしょう。
ステップ7 まとめを書く
あなたがどんなに丁寧にブログを書いたとしても、読者は内容を忘れてしまいます。あと、そんなにじっくり読んでないです。
最後に「まとめ」を書き、読者の頭の整理と要点の再確認をしてあげましょう。
まとめを書くときのポイントは
・内容の理解を深める
・要点は見やすくまとめる
・補足情報を記載
・呼びかけ
・次のアクションを促す(関連記事やリンク)
以上の5つだけ意識すればまとめは簡単に書けます。
イメージしやすいように例をみてみましょう。
食事制限ダイエットをする際は食事の回数や栄養素に気をつけることが重要です。(
ポイントとしては
・〇〇
・〇〇
・〇〇 ( 要点)
また食事制限ダイエットと同時に運動を取り入れるとより効果的です。( 補足情報)
ぜひ以上の点を意識しながらダイエットに取り組んでみましょう。( 呼びかけ)
おすすめの糖質制限メニューを知りたい方はこちら( 関連記事)
また、私も飲んでるダイエットプロテインはこちらからチェックしてみてください。( 広告リンク)
まとめはそこまで難しく考えず、以上の構成でシンプルに見やすく書くのがポイントです。
また、最後には読者の背中を押してあげる気持ちで行動を促す文章を入れましょう。
ステップ8 デザイン
最後のステップはデザイン、アイキャッチ、タイトルの確定です。
デザインは1番最後に行います。まとめを書き終えるまではとにかく執筆に集中して、最後に見た目を整えてあげるのが最も効率的です。
文字ばかりだと、離脱率が高くなる傾向にあるので、パッと見て分かるようなデザインを意識しましょう。
特に箇条書きの部分を枠で囲んであげたり、画像や吹き出しを使うのがおすすめです。
アイキャッチはYoutubeのサムネのようなものです。ついクリックしたくなるようなアイキャッチをデザインしてあげましょう。
そして最後にタイトルを確定します。記事全体の内容とタイトルが一致しているか再度確認し、文字数(30字を目安)とキーワードを意識して作るのがポイントです。
まとめ
ブログ記事をスラスラ書くためには記事の書き方を理解することが大切です。
<書き方の手順>
ステップ1記事のテーマ決め
ステップ2 想定読者と悩みを考える
ステップ3 キーワード選定
ステップ4 見出しを作る
ステップ5 リード文を書く
ステップ6 本文を書く
ステップ7 まとめを書く
ステップ8 デザイン
また、記事を作成するときに最も重要なことは読者の悩みを考えることです。
以上のポイントを意識して記事を書いてみましょう。
ブログで収益化したい方はまずは仕組みを理解してみましょう。👇